10キロやせたい

10キロやせたい

10キロやせたい

「10キロやせたい」という方のためのダイエットマニュアルです。

 

「10キロ減」という目標をかかげてダイエツトを始める前に、まずは自分がどれくらい太っているのかをチェックしていただきます。

 

肥満の程度をチェックする方法はいくつかありますが、ここでは、世界的にもっとも広く使われているBMI (Body Mass Index)という体格指数による判定法を紹介します。

 

BMI法では、体重と身長から次のような計算式を使ってBMI値を割り出します。

 

体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)=BMI値

 

BMI値は、25を超えると肥満と判定されます。
そして、22前後がもっとも生活習慣病を併発する可能性が低いとされています。

 

生活習慣病を防ぐためには、BMI値が22前後を目安に、減量すればよいということになります。
ということは、あなたにとっての″健康体重〃は、次のような計算式で求めることができます。

 

身長(m)×身長(m)× 22=健康体重(kg)

 

肥満とはどのような状態をいうか

 

身長と体重から肥満の程度をチェックしました。でも、実は体重が多いというだけでは、肥満かどうかを正確に判定することはできません。

 

わたしたちのからだは、毎日の生命活動に必要な脳、内臓、筋肉、骨、そして水分などの活性組織と、千不ルギーの貯蔵庫である体脂肪で構成されています。

 

肥満とは、単純に体重が多いだけでなく、体脂肪が過剰にたまりすぎている状態をいいます。

 

「健康体重」を10キロオーバーしているとしたら、その10キロが体脂肪によるものなのか、それとも骨格や筋肉、または水分によるものなのかが、肥満かどうかの分かれ道になるということです。

 

ただ、体脂肪はすべてが悪者というわけではありません。
たとえば、山で遭難したときなど、食べものによるエネルギーの補給ができなくなった場合、わたしたちは体脂肪をエネルギーに変えながら、ある程度の日数を生きのびることができます。

 

体脂肪を蓄えておける能力は、大切なサバイバル能力といえるのです。

 

肥満者は平均すると短命

 

しかし、食べものがあふれている現代では、このサバイバル能力が裏目に出てしまうケースが増えています。
毎日の食事で十分すぎるくらいのエネルギーを摂取しているのに、便利な世の中では消費するエネルギーは減る一方。

 

結果として、余分なエネルギーは、どんどん体脂肪として蓄えられてしまうのです。

 

さらに、体脂肪がたまりすぎた肥満者は、さまざまな危険にさらされる心配があります。

 

まず、肥満者は糖尿病、肝臓病、脳血管障害、心臓病などになりやすく、これらの病気は間接的、あるいは直接的
に命を縮めることにつながります。

 

また、太ることによつて身体活動能力が低下すると、自動車事故などで命を落とす危険も大きくなるでしょう。
死因別にみると、肥満者のほうが死亡率が低いのは、自殺と結核だけです。

 

つまり、あなたにとっての「10キロ減」とは、見た目のためばかりでなく、健康・長寿を獲得するためのものだということを、まず認識してください。